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魂の叫び!「草間彌生 わが永遠の魂」展

2017.04.12

魂の叫び!「草間彌生 わが永遠の魂」展01

桜満開でピンクになった木々とコラボレーションするように、その幹にまかれた赤x白の水玉模様。
建物の敷地内からすでに、その人のエネルギーがあふれ出ているようです。

AOKIK_2国立新美術館(東京・六本木)で開催されている世界中から高い評価を受ける前衛芸術家、草間彌生の展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」に行ってきました!

普通は撮影が許されませんが、この展示会では大展示室の撮影がOK。
高さ5mもの壁いっぱいに、2009年から制作し続けているという「わが永遠の魂」シリーズ約130点が飾られています。
展示室に足を踏み入れたとたん、そのパワーに圧倒されました。

AOKIK_4色彩の豊かさ、1つとして同じもののない独創性、どの作品にも吸い込まれそうです。

AOKIK_5草間彌生は88歳の今もこれら194x194cmもある作品を、朝から夜まで
一日中描き続けているといいます。
その構成や表現はいくらでも沸いて出てくるとも!!

AOKIK_6表現にばかり気を取られがちですが、各々の作品につけられたタイトルと見比べて観るとより感慨深いものがありました。
時には今の社会へのアンチテーゼだったり、平和、宇宙、死生観、恋。。。

草間彌生の心の中を、少し垣間見ることができる様な気がしました。

AOKIK_7
豊かな家庭に生まれながら家風や両親との確執、世界が水玉模様になって見えるなどの幻影に悩まされてきたという草間彌生。
そこから逃れる術が描くことであり表現すること。
自身や周りのものを水玉模様にして、そんな脅迫や苦悩と折り合いをつけるように乗り越えてきたのでしょう。

本当に「魂の叫び」だと感動しました!
 
 

展示はそれ以外初期の作品から立体ものまで多種多彩に、これでもか、と展開されて見ごたえたっぷりでした。

パフォーマンス活動も行っていた草間彌生らしい企画も、美術館内にありました。
水玉のシールを、真っ白い部屋の中の好きなところに貼り付けていくというもので、
展示会の最後の入場者が貼り付けるまで、この作品は完成しません。

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白いソファもこんな風になっていました!
 

屋外には、草間彌生がよくモチーフにしているパンプキンのオブジェが鎮座!
なんだかほっくりさせられます。

AOKIK_9

美術館敷地内の桜はそろそろ見ごろを過ぎてしまいますが、展示会は5月22日まで開催しています。

パワーを感じ、魂を揺さぶられる「草間彌生 わが永遠の魂」展、興味のある方はぜひ訪れてみてください!

アート部 A